松井製作所では開発から一貫生産システムにより生産し納入までしている。つまり、松井製作所はほぼすべての生産工程を自社内で行っている。基本的に原材料から最終製品まで。これらを可能にするすべての社内設備がある: 製品開発、型製造、そして鍛造から始まる、加工、熱処理、研削、組立てまでの一貫生産。製品の長寿命を確保するには高品質な材料が必要である。すべての製品はISO規格(9001/ 14001)に基づいて作られる。

これらの設備により、会社全体で高品質、信頼性のある製品が生産可能となる。もう一つの強みは、自社開発及び耐久試験を行い、これにより製品開発期間が大幅に短縮されることである。また浸炭焼入れ炉の備え、浸炭による熱処理はこの高品質を実現するための重要なプロセスである。浸炭による表面焼き入れは、他のメーカーが使用する高周波焼き入れなどに比べてずっと深い、表面浸炭により製品の長寿命が実現される。

松井製作所には、製品の性能と耐久性をチェックし、試験する様々な方法がある。会社全体がこのデータを製品開発に活用し、高い評価を得ている高品質を顧客に提供することが可能となっている。活用されている試験方法には、摩耗試験、環境試験、ねじり疲労試験などすべての条件に対応する装置が備えてある。